小さい世界で忙しく動いてます
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
けっこう昔に読んだんだけど、今読んでもおもろい本。
あらすじ(?)
=============================
昭和63年4月、関西大学国文学史の非常勤講師となった西田勤先生(落語家の桂文珍)は毎週月曜日1時限目の講義を受け持ち、なんと15年間にわたり教壇に立った。国文学史といっても、学問の領域を飛び越えて、上方落語のおもしろさから吉本興業や社会現象までをネタにして教室を笑いの渦に巻き込む。おもしろくてためになる文珍流学問のすゝめ。
=============================
うん、「おもしろくてためになる」は、その通り。
この本は評判がよくってパート2も出た。
その後慶応大学でも講義して、新落語的~ってのも出たみたい。
講義の内容、しゃべったことをそのまんま口語体で文章にしてるんだけど、読んでいてスムース。これはすごい。頭の中でシッカリ構成が出来てしゃべってるってことやもん。私なんか、話はいっつもあっちいったりこっちいったりして、挙句何が言いたかったんかワカランくなって「なぁ、私何が言いたかったんやっけ?」と誰にも答えられない難問を、相手にぶつけて話が終了したりする。あぁ恐れ入る。
「おもろい話や」と思うからどんどん読み進んで話が頭に入る。その中には落語用語や落語の成り立ちなど、講義の「国文学史」にあたる部分もちゃんと入ってる。人の悪口(?)言うても全然嫌味にならず叩かれもしないのは、言い方がうまいのと、うまいとこ突いてんのと、なんかうまく言えへんけど、上沼恵美子に通じるところがあるって感じがする、個人的に。
「この講義聴いてみたかったなぁ」とも思うけど、実際自分が聴講してたら「あは、あははははぁ」でその場で終わってしまったと思うんで、こうやって後から何度も読める本で出会って良かったと思う。
今読んでもおもろいっていうのは、私の年齢と、出身地も関係してるんとちゃうかなぁ?
私はまだ、落語が「おもろいかもしれん」と思う年代やし、実際に聴いたことは無いけど、まだツルベの「落語のご」ってのを深夜テレビでやってたのを知ってる年や。それと、講義していたのも関西大学やし、私は関西(のはじっこ)出身なんで、「なんかおもろいことないかー」と日々思いながら生活している。夫と話するにも「落ち」をつけたりしてまうし、ネタになりそうなおもろいことにでくわしてしまったら、誰かに言いたくてうずうずしながら過ごしてしまう。
これが、すごーく若者で、関東出身なら、ちょっと受け止め方も違ったりしてぇー、と勝手に思う。
落語の真剣な話もあるけど、心理テストもあるし(これもいろんなアレンジがされてておもろい。でも年齢の壁はあるやろなぁ。B&Bなんか知らん世代があるし)、吉本と大学のギャラの話もあるし、おもろいでっせ。んーでも関西の人である程度の年齢の人なら、おもしろさ倍増なんやろなぁ・・・。
あらすじ(?)
=============================
昭和63年4月、関西大学国文学史の非常勤講師となった西田勤先生(落語家の桂文珍)は毎週月曜日1時限目の講義を受け持ち、なんと15年間にわたり教壇に立った。国文学史といっても、学問の領域を飛び越えて、上方落語のおもしろさから吉本興業や社会現象までをネタにして教室を笑いの渦に巻き込む。おもしろくてためになる文珍流学問のすゝめ。
=============================
うん、「おもしろくてためになる」は、その通り。
この本は評判がよくってパート2も出た。
その後慶応大学でも講義して、新落語的~ってのも出たみたい。
講義の内容、しゃべったことをそのまんま口語体で文章にしてるんだけど、読んでいてスムース。これはすごい。頭の中でシッカリ構成が出来てしゃべってるってことやもん。私なんか、話はいっつもあっちいったりこっちいったりして、挙句何が言いたかったんかワカランくなって「なぁ、私何が言いたかったんやっけ?」と誰にも答えられない難問を、相手にぶつけて話が終了したりする。あぁ恐れ入る。
「おもろい話や」と思うからどんどん読み進んで話が頭に入る。その中には落語用語や落語の成り立ちなど、講義の「国文学史」にあたる部分もちゃんと入ってる。人の悪口(?)言うても全然嫌味にならず叩かれもしないのは、言い方がうまいのと、うまいとこ突いてんのと、なんかうまく言えへんけど、上沼恵美子に通じるところがあるって感じがする、個人的に。
「この講義聴いてみたかったなぁ」とも思うけど、実際自分が聴講してたら「あは、あははははぁ」でその場で終わってしまったと思うんで、こうやって後から何度も読める本で出会って良かったと思う。
今読んでもおもろいっていうのは、私の年齢と、出身地も関係してるんとちゃうかなぁ?
私はまだ、落語が「おもろいかもしれん」と思う年代やし、実際に聴いたことは無いけど、まだツルベの「落語のご」ってのを深夜テレビでやってたのを知ってる年や。それと、講義していたのも関西大学やし、私は関西(のはじっこ)出身なんで、「なんかおもろいことないかー」と日々思いながら生活している。夫と話するにも「落ち」をつけたりしてまうし、ネタになりそうなおもろいことにでくわしてしまったら、誰かに言いたくてうずうずしながら過ごしてしまう。
これが、すごーく若者で、関東出身なら、ちょっと受け止め方も違ったりしてぇー、と勝手に思う。
落語の真剣な話もあるけど、心理テストもあるし(これもいろんなアレンジがされてておもろい。でも年齢の壁はあるやろなぁ。B&Bなんか知らん世代があるし)、吉本と大学のギャラの話もあるし、おもろいでっせ。んーでも関西の人である程度の年齢の人なら、おもしろさ倍増なんやろなぁ・・・。
PR